ヨガとピラティスは似てるけど別物!
僕もそうなんですが
今回はこのちょっと分かりにくいヨガとピラティスの違いについて分かりやすくまとめてみました!
ヨガとピラティス、3つの違い
ヨガとピラティスの違いを大まかに解説していきます。
①ポージングかムーブメントか
②腹式呼吸か胸式呼吸か
③修行かトレーニングか
この3つのポイントから違いを分かりやすく解説していきます。
違い①ポージング / ムーブメント
ヨガとピラティスには動作に大きな違いがあります。
まずヨガは決めらた姿勢を保持するポージングに重きを置いています。
一方、ピラティスはヨガの要素を取り入れつつも、ポージングに至るまでのムーブメント(動き)にも意識を向けながら行います。
だいぶざっくりとした表現になりますが、ヨガはポージング、ピラティスはムーブメントと表現する事が出来ます。
違い②腹式呼吸 / 胸式呼吸
呼吸の方法にも大きく違いがあります。
ヨガは腹式呼吸で行います。息を吸う時にお腹を膨らませる、吐きながら凹ませるのが腹式呼吸で、リラックスの効果が期待出来ます。
一方のピラティスは胸式呼吸を主にしています。胸郭(肋骨で覆われている部分)を動かして呼吸をする方法であり、お腹は引き締めた状態で動作を行う事で体幹部周辺の強化にもつながります。
違い③修行 / トレーニング(リハビリ)
違いの3つ目は、そもそもの成り立ちに違いがあります。
ヨガはインドの思想を基にした修行が由来となっています。
精神の鍛錬・訓練という側面が強く残っているのは、こういった背景があるからなんですね。
一方のピラティスはリハビリテーショントレーニングのために考案されたものです。ヨガの技法も取り入れられていますが、筋肉やバランスなどの強化を目的としています。
どちらがオススメなのか?
ヨガとピラティスの違いを3つのポイントで解説しましたが、じゃあどっちを選べばいいのか?っていうのが気になるところですよね。
特に未経験の方向けに、選び方のポイントを解説させて頂きますね!
マイナスをゼロの状態に近づけるのがヨガ
ヨガはポージングをしながら腹式呼吸を深く繰り返す事で、リラックス効果・ストレッチ効果が期待出来ます。
立ち仕事やデスクワーク、体が凝り固まってしまっていたり、ストレスが溜まっているという方に是非おすすめしたいのがヨガです。
身体がマイナス状態になってしまっているのをゼロに戻していくのに適しているのがヨガです。
ゼロからプラスへ強化するのがピラティス
ピラティスを行う事で可動域を広げたり、体幹部周辺の強化が期待出来ます。
そのことからリハビリとしての側面はもちろん、ゼロの状態からより良いプラスの状態へと高めていくのがピラティス。
運動のパフォーマンスを高める、怪我のリスクを減らすといった効果も期待出来るので、メインのスポーツ+αという目的でピラティスを活用するのにおすすめです。
このサイトではピラティスのプログラムについて紹介した記事も用意しているので、是非合わせてお読みください!
まとめ:ヨガとピラティスは別物
それではこの記事のまとめです。
・ヨガとピラティスは呼吸法/動作/成り立ちに違いあり
・リラックス、ストレッチ効果が高いのがヨガ
・体幹やバランスなどの強化する効果があるのがピラティス
・マイナスからゼロに戻すにはヨガがオススメ
・ゼロからプラスに強化していくならピラティスを
違いを知って、ご自身を目的に合わせてヨガ・ピラティスを体験してみてくださいね!